チューンナップ受付の準備を行っております

先日から、来週より受付を始める予定のチューンナップ受付について、いよいよ大詰めといった所です。

当初返送の運賃は頂かない予定で頑張っていたのですがなかなか実現が難しく、一律1000円頂く形と致しました。昨今の燃油高騰などのおかげか宅配会社との交渉がうまくいかず残念。いずれ軌道に乗ったらもう一度見直す予定ですが、ご理解いただけたらと思います。

残されている課題は梱包方法の最終決定。案外これが上の運賃に大きくかかわってくるので悩みものです。小さくすればするほど良いとはいえお客様の板を痛めてしまうような方法ではいけない。かといって過剰包装はしたくないのでその部分で検討しています。

さらにスキーボード以外の板の受け付けもまだ決めかねています。基本的にボードは受け付けられないのですが、長板をどうするか。スキーボードのチューンナップを優先したいと思うので長板に関してはおそらくカスタム扱いでの受付に留まると思います。

予定としては来週より受付を行います。あまり多く受け付けることはできませんが、精一杯やらせて頂きますのでよろしくお願い致します。

2014年6月13日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : YasutakaKikuchi

スキー道具、買うなら今のうち?

シーズンも終わりもう夏がすぐそこ、梅雨もいよいよ本番ですね。そんな時に「スキー道具買うなら今のうち?」って話ですが…

 

今のうちです。

 

と言うのもシーズン中は高くて手が出ない様々なアイテムが売れ残り、来期に向けて一掃セールなどが行われています。時間が経てば経つほど安くなる…とはいえ、目当てのものが残っている事やサイズが残されていることがどんどんなくなるので、今のうちに来季必要なものが手に入りそうなら手に入れておくというには最後のチャンスです。

かく言う私も来季ブーツを買い替えるつもりで訪れた神田で、お目当てのブーツを注文してきました。

スキー道具の多くは1年単位でモデルが刷新されます。刷新と言ってもデザインチェンジと言う意味合いが強く、来期モデルとほとんど変わらなかったりします。スペック変更がある場合は今買うのはちょっと悩みものですが、変わらなければ安い今のうち!となるでしょう。

おおよその流れとしてスキー道具は6月に発表、9月に納品、10月から販売、12月に大型店舗で品が並び、2月ごろから値下がりが始まります。そしてもし運よく5~6月に狙っていたモデルが残っていればかなり安く手に入れられる可能性が高まります。

もしお暇があれば、スキー用具の残っているお店を覗いてみると掘り出し物がびっくりな価格で出ているかもですよ?もしなければ…頑張って来シーズンに!

 

ただし一つ注意…

 

買い手意識が強まるのを見越して安いはずのこの時期に割と強気の値段で攻めてくるお店もあったりします。値段のリサーチは入念に行っておくと無難ですよ!

エッジのサビの落とし方の補足

前回、動画でご紹介したスキーボードのエッジのサビの落とし方ですが、何点か補足説明があります。

「手袋について」

スキーのメンテナンスやチューンナップを行う際に手袋は非常に大切なものです。と言うのはスキーのエッジは刃物のごとく良く切れるからです。適切に扱えば簡単に切れることはありませんが、不意に怪我することは良く有るのでそれを防ぐためにも手袋は着用した方が無難です。

選ぶ手袋は何でも構いませんが、出来るだけ手にフィットしていてなじみやすいものが良いでしょう。ホームセンターで売っている作業用の手袋を選ぶと作業しやすいと思います。

「紙やすり(サンドペーパー)について」

紙やすりは見た目は同じようでも実にいろいろな種類があります。このうちスキーのメンテナンスに向くものは#150~#300の空研ぎの紙やすりです。また一般的に紙やすりと言いますが、その紙が布のものもあります。

水研ぎの紙やすりは水を付けて研ぐ用途なのでスキーには向きません。耐水ペーパーとあるものの多くは水研ぎで、値段も少し高いので選ぶ必要はありません。

#○○の数字が小さいほど目は粗くなります。なので目が細かいものが必要であれば大きい数字のものを選べば良いですが、あまりに細かい番手の紙やすりは逆に扱いにくいので注意しましょう。

また、紙やすりはホームセンターだけでなく100均でもあります。どちらでも構いませんが耐久性が必要であればホームセンターのものを選ぶのが良いです。スキー用品としても販売がありますが、スキー用のサンドペーパーはあまり一般のものと変わらないのでわざわざ手に入れる必要も無いでしょう。

紙やすりを小さくいる場合のハサミはなるべく使わないハサミにした方が良いです。紙やすりをハサミで切るとハサミの歯を削ってしまってハサミが切れなくなってしまう事があります。また、手でちぎる場合紙やすりは少しちぎりにくいのでハサミやカッターを使う方が楽だと思います。

「サンドラバーについて」

サンドラバーはシーズン中の大型スポーツ用品店で簡単に手に入ります。

他の用途も考えるとサンドラバーはしっかりしたま四角なものがお勧めです。また、荒目、中目が一つに組み合わさっているものも多いですが荒目はあまり使わないので中目があれば大丈夫です。

サンドラバーは一つあると様々な用途で使えるのでお勧めですが、頻繁に使わないのであれば紙やすりで十分です。他の用具に比べてさほど高いものではありませんが、サビ落とし程度であればどうしても必要と言うものでもありませんので無理して買う必要はありません。

「エッジへのあて方」

エッジにサンドラバーなどを当てる際にNGなのは角度をつけてあててこする事です。エッジの角は非常に重要で、もしも削り落としてしまった場合は素人では簡単に治せるものではなくなる場合もあります。軽い力でエッジの面に水平にあてて優しくこするだけで十分落とせるので注意してください。

「サビを落とした後について」

サビを落とした後は割と錆びやすいので錆び止め剤を塗布するのが良いです。錆び止め剤は出来ればスキー用とあるものが良いですが、もしない場合はしっかりと空布巾で拭っておくか、スプレーワックスを塗っておくのも効果があります。車用などの錆び止め剤はものによっては滑走面や接着を溶かしてしまうものがあるので注意しましょう。スキー用であってもあまり滑走面には良くないものなので、塗布する場合はエッジ以外の部分は塗らないようしましょう。

 

以上、補足説明でした。サビ落としは出来て損のないメンテナンスなので、ぜひできるようにしていただくと大事な板がより長く快適に楽しめると思います。

【スキーボードメンテナンス】スキーボードのエッジのサビの落とし方(動画)

エッジのサビの落とし方です。

このような方法で簡単に落とすことが出来ます。難しい作業ではないので是非参考にしてみて下さい。

尚、サビ落としの細かな補足は次回に行います。

梅雨入りですね

本日関東甲信越地方も梅雨入りしたそうで。

GRのある長野の東信地方は晴天率が高く、割と雨の降らない土地柄です。特に梅雨入り前は晴れの日が多くて梅雨入りすると空気が一変します。

うちの地方での話ですが、梅雨が梅雨らしくないと冬が安定しないってのがあります。梅雨が長かったりすると冬は雪が降らなかったり、昨年は空梅雨だったのですがあの驚くような大雪!

なのである程度今シーズンの冬の様子はこの梅雨がどうなるかで何となく見えてきます。

今年はどうだろう?例年より早い梅雨入り、長引いたら雪は少ないかな?今年の夏は冷夏とも言われているから、冬は暖冬になるやもしれません。

冬が好きな人にとってはちょっと困る話ですが、夏もまだだというのに冬の心配をするのもまた困る話でしょうか?

2014年6月5日 | カテゴリー : blog, 未分類 | 投稿者 : YasutakaKikuchi

スキー板のエッジとサビについて

メンテを行う上で一番目についてわかりやすい不具合が「サビ」ですね。

スキー板は曲がるために板の周囲に「エッジ」と呼ばれる金属が外周に取り付けられています。これがあるから止まれるし曲がれるのですが、これが非常に錆びやすい!なのでメーカーやモデルによっては錆びに強い「ステンレスエッジ」を採用しているものもありますが、多くは鉄である「スチールエッジ」です。

となると、ステンレスの方が錆びないから良いんじゃいない?って思いませんか?

確かにステンレスであればメンテナンスフリーな板が作れそうです。ですが広く普及していないのには理由があります。ステンレスは鉄よりもコストが高く、メリットが小さいのです。

ステンレスと言えば一般では錆びない高性能な合金の代表みたいなものですが、非常に錆びにくいだけでスキーのエッジに使うには優先的に採用されるほどのメリットがないのです。ステンレスは鉄に比べて硬い金属なので加工しにくく、硬さ故に衝撃で割れるというデメリットを持ちます。鉄は錆びますが加工が容易で安価、衝撃で割れる事も少なくステンレスよりもやや元に戻ろうとする力も強いです。スキーのような衝撃を常に受けるシチュエーションで使うにはちょっとステンレスでは都合が悪そうです。

さらにスキーのエッジは削ってチューンナップします。これも削りにくいステンレスでは非常に作業性が悪く、細かなチューニングも困難になります。スキーの板は上級の方ともなると0~2°の角度で角度をつけたりしますが、ステンレスではこの作業が非常に大変です。

加えてスキーのエッジは滑るとステンレスであろうが鉄であろうがすり減って角が丸まってきます。丸くなったエッジは研がないと曲がれなかったり止まれなかったりしますが、加工が難しいステンレスでは削れにくくこそあれ、一度削れてしまえば再び研いで元に戻すのが大変です。もし包丁を研いだことがある人ならばわかると思いますが、鉄の包丁は研ぎやすく切れ味も鋭く、ステンレスは研ぎにくく切れ味も優れません。(プロの料理人などが包丁にわざわざ鉄製の包丁を使うのもこのような理由です)

このように、ステンレスはスキーのエッジに採用するにはデメリットがあって使いにくいのです。鉄のデメリットは「錆びる」と言うことだけと言ってよく、それならと多く採用されています。

ちなみにGR ski lifeの板はスチールエッジを採用しております。メンテナンスが必要ですが、細かくチューンのできる鉄の方が良いだろうと検討しての採用です。

では、錆びさせないためにはどうしたら良いか。これは水分をできるだけ触れさせないという事につきます。滑った後はタオルなどでしっかりと拭き取って乾かす、これにつきます。最近ではシーズンに入るとスポーツ用品店で塗りやすく加工されているさび止め剤もあります。こういったものを塗っておくのも良い方法だと思います。

それでもサビは出ます。ですが初期のサビは簡単な作業で落とすことが出来るのでそんなに怖いものではありません。怖いのは「錆びたまま」にしておくこと、サビはサビを呼び、もらい錆びと言うサビに触れたエッジをさらに錆びさせます。最悪構造にまでサビが入ると修復は出来ないので、普段は濡れたまま保管をしないようにして、たまにエッジをチェックしてサビがあったら落とす。これだけで十分何年も良い状態を保つことが出来ます。

では、次回はその「サビの落とし方」をお伝えしようと思います。

チューンナップ受付について

チューンナップについてですが現在調整中なのでもう少ししたら受付を開始できると思います。

検討している方は申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。

 

ちなみにチューンナップですが、皆さんはやられているでしょうか?専用の道具が必要だったり失敗するのが怖かったりと、なかなか手が出せないものだと思います。正しいやり方?というのも良くわからないし、そもそもどこで教えて貰ったりするもの?ってとこでつまづくかたも多いのでは?

GRではこうしたチューンナップにかんしても動画でのハウツーや紹介を行います。代表の菊池の方法での話なので恐縮ですが、出来るだけわかりやすく丁寧にお伝えできるようにしたいと思っています。

そのためにもまずは撮影!動画はYouTubeで公開する予定なので上記の件と合わせてお待ちください!

2014年6月3日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : YasutakaKikuchi

GR ski lifeのサイト運営を開始しました!

GR ski lifeのサイト運営を開始しました!

2005年の冬に代表の菊池がスキーボードのコミュニティー「GrandtrickRaver’s(通称GR)」を立ち上げ、コミュニティー活動を通して体験してきたスキーボーダー達の「声」

そして様々なご縁とご協力を得ましてここにGRが専門ブランドとして立ち上がることが出来ました!

本当にうれしいです。感謝しております。

まだまだちいさなブランドですが精一杯頑張りたいと思っています。皆さんのご愛顧を宜しくお願いします。

尚、商品となるスキーボードの販売は10月ごろを予定しております。予約の受け付けも行いますので改めてご報告させて頂きます。

2014年6月2日 | カテゴリー : blog | タグ : | 投稿者 : YasutakaKikuchi