2015GRスキーボードモニター募集(モニター期間2/11まで)

GRからのお年玉!GRのWhiteLandを体験できる無料モニターを募集します!

<募集要項>

GR ski lifeのエントリー向けスキーボード「WhiteLand」の通常版、限定版を各1台づつ体験して頂ける方を募集します。

(板についての説明は⇒こちら)

WhiteLand WhiteLand_B(ビンディングの色が白となります)

  • 募集期間内にツイッターにてGRskilifeのアカウントをフォロー頂き、ハッシュタグ「#GRskilifeのスキーボードに乗りたい」とつぶやいて頂いた方から抽選でそれぞれ1名様にご体験頂きます
    GR ski lifeツイッターアカウントは https://twitter.com/GRskilife ハッシュタグは #GRskilife までは半角、あとは全て全角です。
  • 募集期間は 2014年12月25日~2015年1月4日 とします。
  • 抽選日は2015年1月5日とし、発表は発送をもって代えさせて頂きます。
    (応募に際し、通常版と限定版どちらかを選ぶことは出来ませんのでご了承ください)
  • 応募者からさらに10名にGR ski lifeのステッカーフルセット(1300円相当)を抽選の上、差し上げます。
  • モニター期間は 2015年2月11日 までとします。期間終了後に簡単なアンケートをご記入の上、板とアンケートを着払いにてご返送頂きます。
    (気に入って頂けた場合はそのままお渡ししたモニター商品を定価の10000円引きにてお買い上げ頂く事も出来ます)
  • 期日(1月13日までに)当選者ともし連絡が付けられなかった場合は、次点の方に権利が移ります。ご容赦下さい。
  • 当選の際にビンディングの調整のためにワークショップチケットのご記入をお願い致しますのでご理解ください。
    (ワークショップチケットについては⇒こちら)
  • 滑走に使用するその他すべての用具は利用者がご用意ください。
  • モニター商品そのもの、またはモニター商品の利用中に負った怪我や事故は全て利用者の責任となりますのでご容赦下さい。
  • 万が一転売、盗難、紛失があった場合は当選者に相応の保証を請求させて頂きます。
  • 通常の滑走以外の目的で使用しないで下さい。また故意的な破損が認められた場合は定価にてお買い上げ頂きます。
  • 以上をご理解頂いた上でご応募下さい。ご応募頂いた時点でこれらは全てご了承頂いたものとします。

なかなか乗れないGR板が乗れるチャンスですので、ぜひこの機会にお試しください!

 

下記ツイッターのツイートボタンからお気軽にご応募頂けます!

↓↓↓

 

スキーボードのブーツ

KIMG0473

スキーボード(ファンスキー)のブーツは、普通のアルペンスキーのブーツが一般的です。過去にはスキーボード(ファンスキー)専用ブーツも存在していましたが、残念ながら現在では「専用」のブーツはほとんどありません。

では、どのようなブーツを選ぶべきでしょうか?

 

スキーボードに適しているブーツは、足首が使いやすく適度な硬さのブーツです。

 

スキーボードはその板を支える為に膝が重要で、膝を使うには足首が使いやすいブーツの方が楽に使えます。従来あったリアエントリーと呼ばれるブーツの後ろ側がガバっと開いて脱ぎ履きするタイプのブーツ、レンタルで良く見かけるあのブーツでは、足首が使いにくくスキーボードには少し向きません。

BasicStyle_side BasicStyle_side_stand

写真のように少し膝を曲げた状態が基本的な姿勢になりますが、ブーツの足首が曲げにくいと膝も曲げにくくなります。

これに適したブーツとしてお勧めするのが「フリーライド系」と呼ばれるブーツです。最近では「フリーライド系(もしくはフリースキー系)」と呼ばれるスキーブーツが多く出回るようになりました。これらのブーツはスキーのフリースタイル、パークで飛んだり構造物の上を滑ったり、従来のスキーの枠に当てはまらないスキーを言いますが、そういった意味ではスキーボードは同じくくりとなり、ブーツもフリーライド系のもので十分楽しむ事ができます。

もちろん、従来のスキーブーツでも楽しむことが出来ますが、新しく購入するのであれば「フリーライド系」を試さない手はありません。

 

ちなみに、スキーボードは他にも「スノーボードブーツ」や「テレマークブーツ」でも楽しむことが出来ます。これらはそれぞれ専用のビンディングが必要となり、操作も通常とは異なるので今回は説明を割愛しますが、スキーボードはいろいろなスタイルで楽しむことが出来ます。

 

さて、ではどのように選ぶのか?と言うと、スキーブーツ選びは難しいものです。足に合った物でないと足が痛くなったり滑りにくかったり、かといってどれが自分に合っているか?はわかりにくいものです。

スキーブーツ選びで重要なポイントは3つあります。

  1. 自分の足の実寸の長さ
  2. ブーツの硬さ
  3. 履き心地

まず 1.の自分の足の実寸の長さですが、多くの方がブーツを選ぶ際に、今履いている自分の靴のサイズを参考に選んでいると思います。

が、これが実はマズイのです。スキーブーツは実際の足の実寸を測って選ばなければ、ただただ痛かったりフィット感が良くないブーツを選んでしまいます。多くの場合ブーツを購入する時に店員の方にお願いすると、実寸を測って貰えます。その実寸を参考にブーツを選ぶと、多くの場合は靴のサイズよりも小さいブーツとなると思います。私の場合ですと普段の靴は27cmですが、スキーブーツは25.5cmです。足の実寸が25.2cmですので、これで十分です。

大きいブーツを選んでしまった場合、滑走中に足がブーツの中で動いてしまいます。これは滑りにくいだけでなく、靴擦れのようにこすれて痛める場合もあります。それを防ぐためにしっかり締めると、こんどは締めすぎとなってうっ血して痛かったり、締めすぎる事自体で痛かったりします。

適切な大きさであれば適切な強さでブーツを締められるので、結果痛みが出にくくなります。ブーツの性能も発揮されやすく、滑りやすくなります。

さらに最近のブーツは「ラスト幅」と言うものが示されています。おおむね90~100mmで示されていますが、これは足の一番広い所の幅です。

ラスト幅

この幅も測れば、自分の足に合ったブーツがさらに選びやすくなります。このラスト幅が広いブーツは履き試した感じは広く快適に感じますが、しかしこの幅があまりに余裕があると、上の理由で足が左右に動いてしまい、結果親指の付け根や小指の付け根が痛んでしまうことに繋がるので注意です。

次に 2.のブーツの硬さですが、ブーツは「フレックスインデックス」と言うものでブーツの硬さを示しています。その数字は50~150で、一般のものでは80前後のものが主流となっています。

このフレックスインデックスは単純にフレックスとも言いますが、実はメーカーによってばらばらで決まった数値ではありません。が、目安として利用は出来ます。

フレックスの関係

この図はブーツのフレックスと硬さの関係を示したものです。スキーブーツには大きく「競技モデル」と「コンフォートモデル」があり、同じフレックスインデックスでもその硬さは違ったりします。多くの場合は競技モデルをえらばないのでコンフォートモデルになりますが、コンフォートモデル110だとしても、競技モデルでは硬さとして90くらい、となったりするので一概にフレックスで選べるか?と言うとさらにわかりにくくなります。フリーライド系ブーツの場合は多くがコンフォートモデルなので、130の硬いブーツを選んだとしても、それは競技用の130とは大きく異なる硬さなのです。

では実際どのように選ぶか?それは板を履かずにブーツを履いた状態でブーツをたわまして足首が曲がるかどうかで判断すると良い参考になります。これが全く動かなければ硬すぎ、簡単に動きすぎては柔らかすぎです。ぐっと力を込めて曲がるくらいがちょうどよいフレックスになりますし、もし買い替えで購入する場合は元々のブーツのフレックスを参考にすると良いです。

そして 3の履き心地は最も重要でしょう。いくら足に合っていてフレックスもちょうど良くても、履いて痛ければ意味がありません。一番はためし履きをしてしっかりとブーツを締めた状態で痛みや違和感が感じられない事。そして適度に足全体が締め付けられている事です。特に簡単にかかとが浮いてしまう場合は浮かないブーツを選んだ方が良いでしょう。

そして最近のブーツでも中級以上のものとなると「フォーミング」呼ばれる機能がついています。このフォーミングはインナーブーツ、ブーツの外側の硬い所ではなく内側の柔らかいブーツをインナーブーツと呼びますが、これを自分の足型に合わせて変形させることで足にぴったり合わせられる仕組みです。メーカーやブランドによって異なりますが、ブーツを熱して温めて足の形を取る「熱整形」と呼ばれるインナーであれば非常に高いフィット感を得られます。他にも履き続ける事で徐々に足に合っていくフォーミングインナーもあり、これは各メーカーや店員さんに問い合わせてください。

と、ここで一つ注意があるのですが、もし熱整形インナーのフォーミングをする場合、もし初めからインソールと呼ばれる中敷を交換するつもりがあるのならば、インソールを交換してフォーミングを行った方が良いです。熱整形フォーミングの場合熱を入れられる回数がほとんどの場合2~3回で、それ以上は整形できなくなります。インソールによっては足のあたる部分が変わるため、この点は注意しておきましょう。そして熱整形したブーツは絶対に過度に温めてはいけません。ブーツを履くときに冷えていると寒いし履きにくいのでヒーターなどで温める方も多いと思いますが、暖め過ぎるとそのせっかくのフォーミングが元に戻ってしまうからです。温めたとしても体温程度に留めましょう。

このように選んだとして、もう一つ悩ましい事があります。最近のブーツはいろいろ進化しているため、バックルが4つだったり3つだったり、またはワイヤーだったりと様々です。

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これらはそれぞれ意味がありますが、軽さを重視するのであればバックルが少ない方が有利です。そして特に3バックルモデルでは足首が使いやすいものが多く、足首が細くてフィット感が得られない方には3バックルはおすすめできます。トータルのホールド感では4バックルが最も良いですが、足首を使いたいスキーボードでは4バックルでは硬く感じることもあります。

他に写真を用意できませんでしたが、ワイヤーバックルのモデルはその軽さに特徴があります。最終的には「好み」になりますが、このような特性も把握しておくと選びやすいでしょう。

さらに前傾角やカント調整などこだわるといろいろありますが、まずはこれらの点を押さえておけばきっと良いブーツに出会えると思います。もし良いブーツに出会えればそれだけでスキーは上手になりますし、快適に一日過ごせます。

以上、スキーボードにブーツについてですが、最後に最も重要なポイントを一つ。

必ず、試し履きをして購入しましょう。

ネットで買うと安かったりしますが、結局買い替えるよりもためし履きして買った方がずっと安く抑えられると思います。最終的にネットで買うにしても、一度履いて確認することをお勧めします。

 

ビンディングの違いについて

先に http://grskilife.net/?p=602 をご覧頂くと話が分かりやすくなります。

前回、ビンディングについて解説しましたが、今回はスキーボード(ファンスキー)のビンディングのそれぞれについて解説したいと思います。

「 種 類 」

KIMG0439 プラビン(他と互換性のないプラスティック製の固定式ビンディング)

KIMG0467 4×4ビン(4×4規格の金属ないし樹脂製ビンディング)

KIMG0444 解放ビン (アルペンビンディング)

種類としては大きくこの3種に分かれます。それぞれについて簡単にメリット、デメリットを見ると

<プラビン>

・メリット 非常に軽量で、コストが安い。調整がしやすい

・デメリット 耐久性に難あり。メーカーによって仕様が異なり、取り換えが出来ない。外れない。

<4×4ビン>

・メリット 互換性があり、種類も豊富。ニーズによってビンディングを選べる

・デメリット 手に入りにくい。高価。外れない。

<解放ビン>

・メリット 転倒時に外れてくれるので怪我の程度を軽減できる。

・デメリット 重さ、価格。取り付けモデルの場合は選べない。

このようになります。

 

「 具 体 的 な 比 較 」

ではさらに違いを検討してみます

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<プラビン>

参考板:エラン社(EXPO)

参考ビンディング:取り付け済み 固定式

板重量/ビンディング重量:不明(総重量1.4kg程度)

全体的に非常に軽く、コンパクトなプラビンなので板が90cm程度であっても長く見えます。しかしビンディングが独自のものののため、当時持っていたブーツではマッチングに問題がありビンディングを少し加工して使っていました。他のブランドのプラビンでも耐久性や強度に問題が出ることが多く、リリースから10年以上経つモデルでは自然劣化による破損の可能性も否めません。ビンディングが壊れた場合はほぼ換装が出来なくなるので、板も処分しなければならなくなります。


 

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<4×4ビン>

参考板:GR ski life(ForFree)

参考ビンディング:固定式 樹脂製

板重量/ビンディング重量:990g/560g(計1550g)

3枚目写真は下のもの。数少ない樹脂製の4×4規格のビンディングで、プラビン並みの重量が最大の特徴。調整機構に若干難があるためハードな使い方には向かないが、締め付けにある程度バネによる遊びがあるため履きやすい。プラビン同様に劣化の問題や、ベースの金属やビスが錆びやすいという問題はあるものの、これ以上軽い4×4規格のものはない。現状では生産メーカーが無いために中古で稀に見つかる程度で手に入れるのはほぼ不可能。


 

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<4×4ビン>

参考板:GR ski life(ForFree)

参考ビンディング:固定式 金属製

板重量/ビンディング重量:990g/700g(計1690g)

2,3枚目はそれぞれ上のもの。標準的な4×4規格の金属ビンディングで、これは最もベーシックなもののひとつです。樹脂製のものに比べてずいぶん重くはなりますが実際の使用感に問題はなく、プラビンや樹脂製に比べても高い剛性があるのでハードな使い方にも十分耐えることが出来ます。新品は手に入れにくいですが中古でも比較的手に入れやすく、質の良い中古品はオークションでも活発に取引されています。


 

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<解放ビン>

参考板:GR ski life(SnowFairy)

参考ビンディング:フリーライド向けアルペンビンディング 樹脂/金属製

板重量/ビンディング重量:775g/765g(計1540g)

マーカー社のフリーライド向け超軽量ビンディング。ハードユースにも耐えられるスペックながら非常に軽く、今回の組み合わせであれば4×4ビンよりも軽くなる可能性もあります。値段がネックではありますがその性能は十分なもので、長板でも評価が高い。プラビンなどに比べて見た目が大きいのでスキーボードの軽さを見ることが出来ませんが、履いてみると重さを感じさせません。板の横に伸びている2本の棒は「ブレーキ」と言って、板が外れた際にどこかに流れていかないようにするためのものですが、スキーボードの場合幅が広いものが多いためブレーキ幅は確認して取り付けないと対応しない場合もあります。(このビンディングは問題なし)


 

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<解放ビン>

参考板:GR ski life(WhiteLand -theFirstLimitedBlackEdition)

参考ビンディング:一般/レンタル向けアルペンビンディング 樹脂/金属製

板重量/ビンディング重量:880g/800g+210g※本体+レール重量(計1890g)

チロリア社のレールシステムを用いたビンディングで、最大の特徴は非常に簡単にサイズ調整が可能な事。このモデルは263mm~347mmと非常に幅の広い調整幅を持ち、かつ軽量である事から最近様々な板に採用されています。樹脂を多用することで軽量感がありつつもビンディングとしての機能は標準的なもので、スキーボードのビンディングとしても十分に使える革命的な一台。最軽量級とはいえ固定ビンの重さにはかなわないものの、しかしほぼ匹敵する軽さであるのでその使用感はほとんど大差がありません。


 

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<解放ビン>

参考板:GR ski life(ForFree)

参考ビンディング:一般/レンタル向けアルペンビンディング 樹脂/金属製

板重量/ビンディング重量:990g/805g+200g※本体+レール重量(計1995g)

チロリアのレールシステムビンディングの最新機種。上記のモデルの上位機種となり、同じく広い調整幅(255mm~338mm)を持ちつつも、スキーボードにおけるレールシステムのデメリットである板への影響を最大限解決しています。レールシステムはそのレールそのものを板に固定しますが、そのレールが影響して板が本来よりも硬く感じられるようになってしまいます。このモデルではその点を改善したため、レールシステムでありながら板の性能も犠牲にしない非常に優秀なビンディングとなっています。

 

このように、ビンディングによってそれぞれ異なった特徴があります。GRでご紹介、用意しているビンディングは全て軽量かつスキーボードに適したビンディングで、その重量なども比較して頂ければさほど差はありません。ちなみに今回手元になく比較できませんでしたが、解放式のレンタル用のビンディングのモデルは総重量が片足あたり2kgを超えるものが多く、軽量感はやや損なわれてしまいます。

 

「 重 さ 」

スキーボードのビンディングほど「重さ」を気にするものは無いでしょう。では、その重さのメリット、デメリットは何なのでしょうか?

重いビンディング

・メリット 重さがあるので安定感があり、剛性がある。余計な振動や挙動を吸収して適切に保持、解放が行える

・デメリット 操作感が重く感じて鈍い。足が疲れる。滑る用途以外には向かない。

軽いビンディング

・メリット 操作感が軽く、足元だけで板が操作できる。グラウンドトリックがしやすい

・デメリット 無用な挙動や振動を拾いやすく、足元が安定しにくい。高速時に不安定感を感じる

このようになります。スキーボードは軽さと言う部分で特に進化したため、滑りだけでなく頻繁に足を上げたりすることがあります。そういった場合重いビンディングは邪魔にしかならず、軽いビンディングが要求されています。長板などでは元々足を上げて滑るシチュエーションもほとんどないためビンディング自体の重さはデメリットになりにくく、むしろ重い方が安定感があって上級には好まれる傾向にあります。

足元の安定感があるというのは他にも意味があり、怪我などにおいては軽いビンディングよりも重いビンディングの方が安全性が高い傾向にあります。足元だけで操作しがちな軽いビンディングでは足をひねってしまう誤操作が多く、特に板も短いスキーボードでは顕著とも言えます。その点がスキーヤーにとってスキーボードを良しとしない理由の一つでもありますが、しかし重いビンディングは滑走スピードが高速化しやすく扱うには技術も必要になるため、怪我と言う部分においては実は大きく差が出ることは意外とありません。

むしろ「軽さ」においてメリットを見出して進化してきたスキーボードにおいて、重いビンディングしか選べないのはデメリットでもあります。しかし最近のフリースタイルスキーブームのおかげで生み出された超軽量ビンディングの登場で、スキーボードの世界も大きく変わろうとしています。スキーボーダーもビンディングを選ぶ時代が来たと言っても過言ではありません。

 

「 そ の 他 に つ い て 」

固定ビン、解放ビンにはそれぞれ機能があります。

<固定ビン>

履いたら外れませんが、その目的が単純な事から非常に軽量なものが多くあります。ブーツの大きさに対応する調整機能を持つものがほとんどで、多くのブーツに対して合わせることが可能になっています。スキーボードの普通では想定しえない動きにも十分対応でき、怪我の懸念はありますが有志による技術の検討や熟達、指導によって怪我も昔に比べて少なくなってきている。

4×4規格のものであれば自由に付け替えが可能で、固定ビンを一台持っていれば様々な板に付け替えて履く事が出来る(ただし自分で取付、調整したものは全て自己責任です)

<解放ビン>

有事の際に外れて怪我のリスクを軽減させてくれる(怪我そのものを防ぐものではない)。非常に多くの種類があり、自分の目的に合わせたものを選べる。基本的に取り付けてしまった場合は再度取り外して取り付けることが難しく、スキーボードの場合固定ビンのように複数枚所有してビンディングだけ付け替えて使用するのが難しい。コスト的にも固定ビンよりも高額なため、複数所有する場合にはデメリットになるが、怪我のリスクを考えた場合にはやはり固定ビンよりは圧倒的に安心感がある。取り付け、調整には基本的に認定された技術者に依頼するのがほとんどで、知識と経験が無ければ自ら取り付け、調整するのは避けた方が良い(この場合も自己責任になります)。

ビンディングにおいて最大の機能は「ブーツと板を繋ぐ」ことで、少なくとも怪我のリスクや今後を考えた時にはスキーボードであっても解放ビンを私は勧めます。固定ビンを選ぶ場合は何よりも「解放しない」という事を念頭に置いて、怪我などのリスクも含めて責任が取れる場合でないと安易におすすめすることは出来ません。

 

いずれにしてもその使用に関しては利用者の自由です。これまで選択する機会が無かったスキーボードのビンディングは、今、解放ビンも加えて多くのものを選べる時代になりました。今回違いという事で解説させて頂きましたが、こういった違いに対する知識も皆さんで共有して、よりスキーボードが発展していったらと願っています。

ビンディングによってスキーボードは新しい時代に突入しました。現時点で解放ビンが選べるのはGR板しかありませんが、この先いろいろなアイデアで楽しい板が生まれ、それぞれのユーザーが楽しんで選択してスキーボードを楽しんでもらえたらと思います。

スキーボードのビンディングとは?

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スキーボードのビンディング?と言うと、ほとんどの方が「元々ついてるものでしょ?」と答えます。これは昔、ファンスキーやショートスキーと呼ばれていた頃からなぜか短い板には簡易的なビンディングがセットになっていて、そのイメージは今でもあります。

KIMG0440 多くの人のイメージにあるのはこれ

写真はエラン社のスキーボードで、簡易的なプラスティック製のビンディングがついています。このプラスティック製の固定式のビンディングは俗に「プラビン」と呼ばれ、かつてのショートスキーやファンスキーからスキーボードに至るまでに大きく影響を与えたビンディングです。

では、なでスキーボードには普通のビンディングがついているものが少なかったのか?これには非常に複雑な大人の事情もあるのですが、簡単に言えば

「普通のビンディングを取り付ける義務が無かったから」

です。これはISO規格やドイツ工業規格などにも及ぶ話なので割愛しますが、いろいろあって各メーカーがプラビンを選択して販売していました。

その頃、一部のメーカーは「4×4」(フォーバイフォーと読む)と言う規格に着目し、板とビンディングを別に用意し始めました。これらはハイパフォーマンスなものが多く、上級のスキーボーダーに多く受け入れられました。

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これらはGRのForFreeのものですが、スノーボードと同じような4つの穴をビンディング取付位置に用意し(インサートホール)、金属製などの固定式のビンディングをボルトで固定できるようになっています。写真3枚目のように異なるビンディングでも規格が同じものなら自由に選べるため、好みで組み合わせを自由に変えられます。

この4×4固定ビンディングは重量こそ従来のプラビンに劣るものの、その剛性や強度、取り換えがほぼできないプラビンと違い換装可能な点などが多く受け入れられ、今でも多くのスキーボーダーが利用しています。

しかし、残念ながら4×4固定ビンディングは現在なかなか手に入れることが出来ないものになっています。それは「簡単に外れない」と言う特徴がケガを重症化させやすいなど、一般に受け入れられなくなったからです。現在では自己責任において利用されていますが、新品を手に入れることは非常に難しくなっています。

これに代わって近年台頭し始めたのがレンタルで使われる調整幅の広い解放式ビンディング(一般にはアルペンビンディングと言いますが、ここでは固定式と区別するため解放式とします)です。このビンディングは一般ではレンタルビンと呼ばれていますが、その解放機能と調整幅のメリットはあるのものの、硬さや重量でスキーボードに与えるデメリットは多く、上級者にはなかなか選ばれないものになっています。板のコストパフォーマンスもあまり良くなく、過去の4×4規格の上級モデルに匹敵するものはありませんでした。

そこでGRが用意したのが「解放式でも取り付けられる板」なのです。この仕組みはこれまでになかった新しい発想の板です。

GR板はそのコンセプトとして「ユーザーが自由にビンディングを選べる」というものがあります。一部のモデルを除いてですが、固定ビンディングの取り付けられる4×4規格のインサートホールと、解放ビンディングが取り付けられる板内部の補強、ビンディングプレートが内蔵されています。これによって規格に準じた固定、解放のビンディングが取り付けられ、ユーザーの好みによって選ぶことが出来るようになりました。(ただし自分で取付、調整を行った場合は全て自己責任となります。ご容赦下さい)

KIMG0448 SnowFairy+Squire11

KIMG0455  ForFree+SLR10

このように解放式のビンディングも取り付けできます。これだけでなく始めから取り付けたモデルも用意しています。

KIMG0446 WhiteLand+LRX9.0

これらのビンディングは非常に軽く、スキーボードの特徴を生かしつつ、解放ビンディングが使えます。

ビンディングそれぞれについては次の機会に説明しますが、最近ではGRでも採用しているLRX9.0が標準取付されている板も出始め、スキーボードは次の段階に移行しつつあるとも言えます。そしてこれまで4×4固定ビンディングしか選べなかった中級以上のユーザーに一つ選択肢を提供できたのも、新しい段階に移行するきっかけになるのでは?と思っています。

最後は手前味噌になってしまいましたが、ビンディングについての説明でした。

チロリアSLR10のセット販売とSLRについて

FFSLR SFSLR

昨日よりチロリアSLR10のセット販売を開始しました。FF,FS共に取り付け料込で56052円(税込)です。

このSLRと言うビンディングはWhiteLandに採用しているLRX9.0の上位進化版で、LRXのデメリットを最大限解決しているのが特徴です。

LRXやSLRはチロリア独自の「レールシステム」を採用しています。このレールシステムの恩恵は大きく、ブーツやソールサイズが大きく変わっても非常に簡単に調整でき、従来のこういった調整幅の大きいビンディングにありがちだった重量が重くなる問題を解決したばかりか、他のビンディングに比べてもトップクラスの軽さを誇ります。

具体的に、従来型の一般のアルペンビンディングの重量が片足あたり900g~1kg、調整幅の大きいいわゆる「レンタルビンディング」と呼ばれるものでは1kgを大きく超えるものも多く、その構造が非常に硬い為に板のたわみを阻害して滑りに影響を及ぼすものが多く有りました。

しかしこれらを解決したのがチロリアのレールシステムで、ライトレールを採用したLRXではその片足重量が800gと群を抜いて軽く、そしてレンタルビンディング並みの調整幅と調整のしやすさを持った革命的なビンディングです。

LRX

見た目にもレンタルっぽくないデザインで、GRではWhiteLandに採用しました。

しかしデメリットもあります。LRXはレールシステムのレールを板に取り付けますが、そのレールがスキーボードでは少なからず硬さに影響を及ぼすのです。WhiteLandではLRX専用という事で板の構造に手を加えてその点を解決していますが、様々なビンディングを取り付ける事を想定したForFreeやSnowFairyは元々中、上級者向けの為に板が硬く、そこにLRXを合わせると余計に板が硬く感じてしまう事がありました。

そこでSLRです。SLRはLRXとはまた違った「スーパーライトレール」を採用しており、同じ仕組みながらレールの硬さが最大限影響を及ぼさない構造となっています。

SLR

見た目もほぼ同じ、軽さも片足あたりたった5g重いだけでなく、ソール長が255~338mmと幅広く対応しています。(*LRXの同サイズレール239~323mmより一般向け)

ブーツのサイズが大きく変わらないのであれば同じ値段となるマーカーのスクワイヤーをお勧めしますが、そうでない場合はSLRはおすすめできる1台です。FFやSFで幅広い調整幅を持たせたい場合は、SLRと言う選択肢もありだと思います。

 

なお、FFとSFのSLR仕様に関しては試乗板をご用意しています。試乗会の際にぜひお試し頂ければと思います。また、SLR単品での販売(税込23460円)も行っておりますのでご入用の際にはご用命頂ければと思います。

ダリングとダリングマーク

 

 

 

 

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*以下の作業はご自身の責任において行って下さい。性能向上の保証となるものではなく、間違った加工を行った場合、その復旧には実費が必要となる場合があります

「ダリング」と言う作業をご存知でしょうか?

「ダリング」は板のエッジを意図的に削り落とし、エッジが無用に引っかからないように行う「加工」です。

具体的にはエッジの両端に近い部分を数センチ、紙やすりなどでわずかに削り落とすだけの難しい作業ではありません。しかし一般的ではないし、簡単に出来る作業ではないのです。

と言うのも、どこまでエッジを落とすかで板の乗り味がかなり変わるだけでなく、削り過ぎ等加工に失敗した場合、簡単には元に戻せないからです。元に戻す場合は専用の道具を使ってエッジを削って復活させる以外に方法は無く、その作業は経験者でないと難しい作業です。

これらの問題があって一般でもあまり耳にしませんが、しかし重要な作業です。特に買ったばかりの板はスキーボードに限らずなんでも同じですがエッジが端から端まで立っていて、そのまま使うとエッジが引っかかって乗りにくいです。(*一部加工済みで売られている商品もあります)

特に問題になるのがスキーボードで、板が短いスキーボードはエッジの影響を受けやすく、他の長板などに比べてダリングの必要性が高いものです。

 

実は、このエッジが引っかかるというのがスキーボード(ファンスキー)が廃れた理由の一つだったりします

 

試しに滑ってみたらエッジが引っかかって滑りにくい。そうなればやめてしまうのは当然です。ならば最初からダリング処理を行っておけば?と思うのですが、ダリングは手作業で手間のかかるものなのです。

しかし、GR板は全てダリングしてあります。これは上記の問題を解決するためのもので、プレチューン作業に含まれて行われています。

ダリング

GRの板はそれぞれ「ダリングマーク」が示されており(写真の▲マーク)、そこから外側に約2cmの個所から先をダリングしてあります(やすりでエッジを落としている)

これはプレチューン動画内でもご紹介していますが、この加工があるのでGR板は最初からエッジがひっかかって滑りにくい!と言う問題が少なくとも解決されています。

もし、これでもエッジが引っかかるようでしたら、このダリングマークを基準に少しずつ紙やすりでエッジを落としてあげるとより好みの感覚になります。ダリングマークの位置より外側であれば比較的安全に調整が可能ですし、見た目の目印にもなるので失敗が減らせます。

なお、ダリングでエッジを落とす場合、紙やすりでわずかにエッジを丸める程度で十分効果があります。(*削り過ぎて失敗した場合は簡単には戻せないのでその点は十分注意して、自身の責任において行って下さい)金属製のやすり(ファイル)では経験が無い限り失敗しやすく、おすすめしません。また、雪質、状況でエッジのかかり方は変わります。必ず「簡単には戻せない」ことを確認してから行って下さい。

どのような雪質、状況でもエッジが引っかかる感覚があるのならばダリング加工は必要になります。そのときはエッジを丸める大きさを少しずつ調整したり、ダリングの範囲を少しずつ調整すると失敗は少なくなります。

 

この「ダリング」ついてもっと詳しい説明が必要な方はさらに下へ読み進めて下さい。(専門的なのでわかりにくい点が多々あります)

という訳でここから先はダリングの解説、ハードモードです。

ダリングの目的はつまり「トーションのコントロール」になります。

ターン中トーション板の各部の名称

ターン中にトーションを支えるのはだいたいダリングマークの個所、板をそのまま置いた時に雪と触れる「接雪点」が基準となります。この点がしっかりエッジが効いていればターンした時にエッジがたわみを支え、横滑りする事無くターンすることが出来ます。

この「トーション」「横滑り」をコントロールするのがダリングの最大の意図です。エッジが引っかかると感じるのはつまりこの接雪点のエッジがずれない事が大きく影響していて、トーションが強ければ強いほどエッジはしっかり効きますが、しばしば効きすぎることにもなります。

これがトーションが弱い板であれば影響は小さくなります。トーションがねじれて力が逃げることでエッジングが弱まるので、結果ダリングが必要なくなる場合もあります。しかしトーションが効きやすい板はこの影響を大きく受けます。短いスキーボードが他に比べて影響を受けやすいのはこれが原因で、結果「スキボ乗りにくい」の悪いイメージの一因になっています。

さらに、サイドカーブの強いスキーボードでは他に比べてエッジにより板がキョロキョロとブレやすい特徴があります。現在のスキー板のサイドカーブが18~28mが主流に対して、スキーボードは6~10mとかなりきついサイドカーブを持っています。したがってわずかでも傾けばエッジが効いて板が回り始め、すれが不快感に繋がります。

これを解決するには「エッジの引っ掛かりをコントロールする」ことが重要で、結果ダリングが重要になります。ターンした場合に一番初めに影響を及ぼす接雪点上のエッジを丸めてエッジングを抑える事でずらしやすくし、サイドカーブの影響も低減させられます。大きくターンする場合はエッジを丸めたと言っても食いつくのでトーションを支える事が出来ます。

しかし「失敗」してしまうとどうなるか。ダリングは意図的に滑走に使えるエッジの長さを変えるので、やればやるほど短くなります。するとエッジが必要な「ターン」や「制動」に大きく影響してしまい、曲がれない、止まれない不安定な板になってしまいます。しかもエッジを削った場合、直すためにはサイドエッジを削って治すしか方法が無く、そのためには専用の道具と専門の技術、そして実費が必要になります。

なお、ダリングのように有効エッジ長を減らさない方法でエッジの利きをコントロールする方法もあります。それは「ビベル」と言う加工ですが、これはサイドエッジを削るよりもはるかに難しい作業なので一般的ではありません。

そこでGR板では「ダリングマーク」を用意しました。ダリングマークは接雪点を基準にGRで独自に適切な箇所を検討して示してあります。出荷時はこのダリングマークからそれぞれ約2cm、指一本分外側までをしっかりダリングしてあります。一般であればこの調整で不快感を持たず、板の性能も発揮される設定になっています。

ですが、エッジの効き方は雪質や環境によって大きく変わります。良く行くゲレンデが雪の豊富なゲレンデであればあまり感じませんが、良くしまった雪ではエッジが効きやすく感じられます。そういったここのシチュエーションに対応する場合、このダリングマークを目安に加工を行うと調整しやすくなります。ダリングではどうしても「どこまで削ったら良いのか?」が分かりませんが、あらかじめ示しておくことで作業を簡単にし、失敗を少なくしています。

このような意図がありGR板ではダリングマークを用意し、プレチューンでダリングを行っています。すべての方において快適なものにはなりませんが、最低限不快感は持たずに滑ることが出来ると考えて行っています。

そしてくれぐれもご自身で調整する場合は「失敗したら簡単に戻せない」という事を念頭に置いて加工して下さい。少しでも板がお好みの感覚になれば幸いです。

 

 

 

痛板GJ5に参加させて頂きます

来る2015年1月10日~12日に、白馬村のHAKUBA47スキー場で行われます痛板ゲレンデジャック5に、GR ski lifeがブランドとしてブース出展します!

痛板のHPは< こちら >

 

痛板って何?と言うかたもおられるでしょうが、痛板は自分のスキーやボード、スキボに自分の好きなキャラクターなどのデザインを張り付けて楽しむ新しいスキーの楽しみ方です。これまでのスキーは「滑って楽しむもの!」でしたが、痛板は「板を好みにデザインして楽しむ!」と言う、全く新しい楽しみ方のスタイルです。

スキーのデザインは近年すごく進化して、カッコいデザインやかわいいデザインなどが増えてきました。かく言うGRもデザインにかなりこだわっていまして、FFなど結構好評を頂いておりますが、その板をさらに好みにしてしまう!と言うのが痛板の凄い所です。自分でデザインし、型紙を切ってきれいに貼り付けてと、ものすごく手間と労力がかかる作業の末に生み出される痛板は、まさに唯一無二の自分の板になる訳です。

実は昨年、とある機会があって半日だけですが痛板のイベントにお邪魔しました。元々痛板というものも文化も知っていましたが、参加は初めてでした。

そこで経験した圧倒的な盛り上がりとパワー、楽しさはすごいものでした!これまでスキー場は「滑る」ためのもので、道具も「滑る」ためのものでしたが、彼らにとってスキー場は「表現する場所」であって、道具は「表現」でした。

「表現」という意味ではスキーボードも近いものがあります。枠にとらわれずに自由に楽しめるスキーボードはまさに自分の楽しみ方の表現ですが、さらにそこに加わった痛板と言うパワーは素直にリスペクトする力がありました。

なにより「楽しそう!」長年スキーをやってきて、こういう新たな楽しみ方があるというのを肌で実感し、GRというブランドではぜひ痛板を支援したい、そう思いました。コンセプトとしてFFにその意味を盛り込み、型紙を提供するくらいしか今は出来ていませんが、何か一つでもこの新しい楽しみ方のお手伝いが出来ればといろいろやってみたいと思っています。

 

と、そんな背景がありましてGRは痛板を応援することになり、ご縁があってGJ5にブース出展をさせて頂く事になりました。3日間ご厄介になりますが、展示、スキーボードの紹介、試乗はもちろん、痛板の運営さんと組んでみんなが参加できるイベントも企画しています。その企画がどのようなものか?は、また追って報告させて頂きますが、GJ5がさらに盛り上がればと思っています。

 

ちなみにですが、痛板をやる方(痛板勢)の多くはコスプレも楽しんでいらっしゃいます。そんな方々にもスキーボードはおすすめだと思います。取り回しが短くて楽なのでコスプレを邪魔しない利点もあり、滑りでもたくさんアピールできます。両手が空くのも利点だと思いますし、ボードのように装着の手間もお尻を濡らしたりすることもないのもメリットだと思います。昨年の私が参加したイベントではGRのメンバーが手を繋いで滑るという技で盛り上がっていましたが、近い距離感で楽しめるのもまたスキーボードの魅力だと思います。参加される方はスキーブーツさえ手配して頂ければ試乗は3日間いつでもできますので、一度試してみてはいかがですか?

オンラインショップを立ち上げました

siteTOP

 

11月1日より、GR ski lifeのオンラインショップが立ち上がりました!GRのスキーボードやグッズが買えるのは今はここだけです!

ここに至るまでに非常にたくさんの皆さんのお力もあって販売が始められるようになりました。本当に感謝しています。

 

GR ski lifeは、もともとGR(GrandtrickRaver’s)と言うスキーボードコミュニティから誕生しました。GRは2005年から活動しているコミュニティで、とにかくみんなでスキーボードを楽しもう!と、日本各地でイベントを行い活動してきました。

その運営の中で減りゆくスキーボーダーと、売り場から消えつつあるスキーボードを間近に見ていたメンバーたちの声「このままじゃスキーボードがなくなる」と言う声が、このブランドを立ち上げるきっかけになりました。スキーボードがそこにあれば長く続けていけるし、新しい愛好者も増えていくはず。GRがスキーボードを販売し、イベントやコミュニティー活動を行っていくことで、一人でも多くの方に一日でも長くスキーボードを楽しんで頂きたい。その一念が「すべては、すべてのスキーボーダーの為に」のスローガンの元にGR ski lifeを生み出しました。

スキーブランドとしては新参者で、しかも生産量の少なさからなかなか認知度も上がらない当ブランドですが、それでも少しでもスキーボーダーの支えになればと、頑張って運営していくつもりです。

 

さて、販売商品ですが、少ないですがすべてこだわりのものです。スキーボードは全て一台一台丁寧に手仕事で仕上げたものを、デザインなどもこだわり所有して頂く皆さんに満足してもらえるように用意致しました。乗っていただければきっと満足してもらえるように、常にスローガンを胸に頑張ってまいりますので、立ち上がったオンラインショップと共に末永くご愛顧頂ければと願います。

GR板とビンディングのセット販売を希望されるお客様へ


GR板とビンディングのセット販売、もしくはビンディングの取り付けを希望されるお客様へ


まずは<こちら>をお読みください。(ビンディング取付に関するS-B-Bシステムについて)

この度はGR ski lifeのスキーボードのご購入を検討頂きまして、誠に有難うございます。

GR ski lifeの板(以下GR板)は、多様なビンディングの取り付けが可能な板となっております。そこで当ブランドでもビンディングの販売やセット販売を行いますが、取り付けに関していくつかの注意事項がございますので以下のご確認をお願い致します。

 


 

・GR板に取り付けるビンディングが全てセット販売の注文後に取り寄せとなります。取り寄せ、取付には通常1~2週間のお時間が必要になります。お支払い後すぐにお届けすることは出来ませんのでご了承ください。

・注文受付後、取付の為にワークショップチケットをお送り致します。到着しましたら内容をよく確認し、ショップ控えを剥がさずに記入事項をもれなくご記入下さい。(記入不備があると取り付けが出来ない場合があります)

・取り付けにはお使いのスキーブーツが必要になります。ワークショップチケットと同梱してお知らせしている宛先へスキーブーツをお送りください。(板の取付完了までスキーブーツは調整の為預からせて頂きます。1~2週間スキーブーツを預からせて頂きますのでご了承ください)

・もしスキーブーツを預ける事が困難な場合、取り付けた板のお届け後に、目視での最終確認を最寄りのS-B-B認定者に確認をして頂きます。その確認としてワークショップチケットに同梱した確認書にご記入下さい。(スキーブーツをお預け頂ける場合は必要ありません)

・ワークショップチケットはスキーブーツと共に送って頂くか、スキーブーツが送れない場合はワークショップチケットと確認書を同封して当方宛先までお送り下さい。(送料はご負担下さい)

・スキーブーツ(もしくは確認書)、ワークショップチケットが到着後、ビンディング、板の用意が済み次第購入時のご連絡先に確認のご連絡を致します。再度確認後、取り付け作業を開始します。(この際に連絡先となるメールアドレスは必ずパソコンからのメールが送受信できるアドレスをご利用下さい)

・取付後完了の再びご連絡を致します。その後お客様の元にお預かりのブーツと各書類の控え、商品をお届け致します。(原則木曜日出荷です。送料は当方負担でお送り致します)


以上、数々ご面倒もありますが、安全で確実な取付と、未然の事故防止の為にご協力ください。なお、これらの要件が認められない場合は当方では取り付けは出来ません。(お買い求め自体は可能ですが、自己責任となります。ご容赦下さい)

何卒、宜しくお願い致します。

 

2014年10月30日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : YasutakaKikuchi